秀光人形工房 （ひな人形、五月人形、日本人形）
伝統工芸である人形造り全ての工程に精通した経歴を持ち、その類まれなる感性から多くの人気作品を送り出す。
お顔の製作時代からその才能を開花させ、その後雛人形の醍醐味である着付の世界に入る。早い時期からその企画力と卓越した技量に支えられ、多くのヒット商品を企画、製造する。
昔ながらの製造技法を得意としながらも、常に新しい造形を作り上げる企画能力は卓越している。女性ならではの感性を随所に活かした新作を発表し続けるなど積極的な製作意欲も併せ持つ。
その作業は大胆さを極めるが、実に出来上がりは繊細な表情を見せる。緻密に計算されたその細かな仕上りは、わずかな妥協をも許さないその姿勢を表している。
独自のスタイルにこだわり、有職故実にこだわるその企画デザイン能力も優秀で、毎年秀光人形工房のヒット企画には必ず参加しているほどの実力を持つ。
特にロングセラーになっている舞扇雛シリーズをライフワークとし、そのモデルを常に昇華させ続けている。平安王朝の栄華と気品がしのばれる作品を旨とし、雛人形本来の「縁起」にこだわった舞扇雛シリーズに代表されるように、常に愛着を込めた人形造りに励んでいる。
長年の功績と製作活動にも定評がある上品さと絢爛豪華さを兼ね備えた作風を持つ女流着付け師です。
