若き修行時代から直接ユーザーと接するように心がけて広く見識を高める。伝統を重んじながらも新しい技術を取り入れる熱心さを持ち、今では伝統工芸をより親しみやすく接しやすくするように推進するリーダーとなっています。
特に全国の工房との交流を通して、各地の伝統工芸を節句人形に取り入れて新作を発表する制作活動をライフワークとしています。
製造には細心の気配りを施しながら行われますが、その作業は大胆でダイナミックな技法を用いて行われます。独自の技法を確立したその技術は、奥の深い造詣を施されてより作品自体が浮き上がるかのような豪華さを感じられます。