細かく数えると標準的な鎧飾りの鎧本体で500点から数千点部分で出来上がっています。兜本体では50〜200点くらいでしょうか。手作りで仕上げる為出来る数が限られてしまいます。
人形や鎧兜の後ろ側に立てる衝立のような物を『屏風』、飾る物の下に敷いて載せる物を『飾り台』と言います。普段は引き立て役として活躍する部分ですが、そのもの単体でも十分豪華な飾りとして通用するものも多くあります。
指物師による黒塗りされたお道具の金蒔絵作業です。微妙な力加減が出来る様に改良・工夫された機械を用いて、金の蒔絵を全体に施します。この機械は最先端の技術を採用した紙製品用の熱版ラバー刻印機を、さらに独自のアイデアと技術で改良し、業界唯一の本金箔加工機械を使用しております。